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部長 望月 直樹

2001年に国立循環器病センターの循環器形態部・部長として着任後、血管内皮細胞の情報伝達系の解明を目指しました。その後in vivo biologyに発展すべく生体を用いた研究を開始して、血管新生と安定化のメカニズムの解明に挑戦しました。現在は、血管研究とともに、心臓を研究することにより循環器の発生を学ぶことで再生研究にすこしでも貢献したいと考えています。幸運なことに、優秀な研究者と洗練された技術補佐の皆さんのおかげで研究を進めることができてきました。

生まれてから死に向かう過程でgeneticな問題は倫理的な問題もあり解決できません。しかし、循環器疾患で予防医学ではどうにもならない疾患の治療が遅れていることを痛感しなんとか基礎医学を発展させることで医学・医療につなげたいと考えています。継続できるような研究、将来の下支えとなる研究になるような研究を進めていきたいものです。

有限の時間をどのようにしたらよいのか悩みつつ、「できるだけ仕事をしたい為せばなる、映画もみたい飛行機の中で見れる、本も読みたい寝不足になるけど結構読める。」ことがわかってきました。
1959年山梨県甲府市出身、北海道大学医学部大学院卒業 医学博士
沢山お世話になった師がいます。安田寿一・長嶋和郎両名誉教授(北海道大学)、松田道行教授(京都大学)のように面倒見の良い科学者になりたいです。

2018年4月から所長を拝命し研究者としてよりも管理職の難しさを実感中。

Mail: mochizuki*ncvc.go.jp (Please change * to @)

室長 中嶋 洋行

兵庫県尼崎市出身で、京都→神戸→大阪と関西を拠点に研究生活を送ってきました。細胞生物学部には2012年よりお世話になっていまして、イメージングの設備などが充実した大変恵まれた研究環境です。 ゼブラフィッシュを用いた生体イメージングにより、個体の中で血管がどのように形成されて維持されるのかを、個々の細胞の動きとそこに掛かる力に注目して研究しています。百聞は一見に如かず、日々の観察で見えてきたことを大事にするよう心掛けています。
段々といい歳になってきましたので、学生さんや若い人の手本となれるように、日々成長していきながら、面白い研究をしたいと思っています。

京都大学理学部卒業 生命科学博士

Mail: nakajima*ncvc.go.jp (Please change * to @)

上級研究員 福井 一

高知市出身、名古屋市立大学薬学部→京都大学生命科学研究科→京都府立医科大学医学研究科助教→2012年6月より現所属(細胞生物学部)→2017年11月~2020年3月はフランス・ストラスブールIGBMC(PI: Julien Vermot)。大体西寄りに住んでいるようです。
イメージング技術を駆使してゼブラフィッシュ心臓の発生過程を日々見つめています。加えて、力がどのように形態を調節するのか実体を明らかにすべく、腰を据えて取り組んでいます。

Mail: fhajime*ncvc.go.jp (Please change * to @)

上級研究員 高野 晴子

千葉県千葉市、千葉大学出身です。3Dイメージングや透明化LacZ染色等によって発生期の生命現象について明らかにしています。特にメカニカルシグナルに依存した未解明の現象を明らかにしたいと思っています。
細胞生物学部は最新の顕微鏡、優秀なスタッフ、熱意に溢れた同僚がおり、研究に打ち込みたい人には最適の環境です。

上級研究員 迫 圭輔

北海道大学薬学部卒業後、望月部長の指導のもと大阪大学で学位を取得しました。その後ドイツ、オーストリア(Prof. Carl-Philipp Heisenberg)への留学を経て神戸大学に勤務後、再度こちらの研究室へ戻ってまいりました。これまでに培った知識と経験を生かし、モノマネではない独自のアイデアと重要なコンセ プトを打ち出せるように努力したいと思います。

上級研究員 千葉 彩乃

岩手県出身です。生体内のシグナル伝達活性化を目で見たいと思い、2011年度よりこちらで勉強させていただいています。大阪生活を開始して10年経ちましたが、基本的に研究所周辺でしか活動していないために、いまだに大阪についてはわからないことだらけです。
現在は、心筋細胞でのシグナル伝達活性化に着目して研究しています。研究を通して、今まで誰も知らなかったことに出会えるのは、とても贅沢なことだと思います。このような整った研究環境の中、自分は何をするべきか、今後も研究を続けていくためにどうあるべきか、日々考え、行動していきたいと思います。

趣味は合唱です。

流動研究員 福本 萌

奈良県出身。学生の頃よりマウスの組織を用いて血管の研究を行っておりました。
ゼブラフィッシュのライブイメージングムービーに魅せられ2018年度よりこちらで勉強させていただいております。慣れない実験系に戸惑うこともありますが、スタッフの皆さんに助けていただき刺激的な毎日を過ごしています。
恵まれた研究環境を充分に使いこなすことができるよう、日々精進していきたいです。

連携大学院生 島本 恵子

2017年から本研究室で勉強させて頂いています。広島県出身。大学卒業し初期研修終了後は、循環器内科医として5年間臨床に携わりました。2014年から国立循環器病研究センターに所属し臨床を行っていましたが、実際の患者様で認めた遺伝子変異に関して、動物モデルでの表現を型確認するという試みがあり、初めて研究所にもお邪魔しました。
本格的な基礎研究は初めてですが、教室の皆様のご指導のもとここで得られた経験を、研究・臨床の双方に生かせるよう精進していきたいと思います。

連携大学院生 桂 寧

中国の北京から参りました。2021年4月から阪大大学院生として、こちらで研究生活をスタートさせて頂いております。
私は高校時代から生物学に対して深い興味を持ち、また家族の闘病を経験したので、将来人々の健康に貢献したいと思いました。
天津医科大学を卒業後は北京市の大型総合病院に就職しました。仕事で臨床処置を勉強しながら、なぜそのような治療が病態を抑えるかについてよく考えています。
もっと直観的に病態進行を見られる手法として生体イメージング技術を知りました。この研究室で生体イメージング技術を勉強し、基礎医学研究に応用してみたいと考えています。
将来は日本で学んだ全てを中国に広げ生体イメージング技術を使って、得られた研究成果の、臨床への応用も試したいと考えています。

連携大学院生 李 棟

My name is Li Dong from China, and I came to this laboratory to do basic research because I am very interested in zebrafish imaging. This lab has top-notch imaging equipment and a family-like research atmosphere, which makes me enjoy both research and daily life every day.
Hobby: Guitar, Photography.
Motto: Years may wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul.

技術補佐員 曽根 麻奈美

1995年より国循でお世話になっています。ビーカーしか洗えなかった私が今では組織切片作製、プラスミドワーク、ゼブラフィッシュの交配と多岐にわたる技術を身につけさせていただいた事に感謝しています。
「早く正確に」をモットーに研究の一端を少しでも支えられたらと日々精進しております。

1特技(体質?)はアクション、コメディー、ラブロマンスとジャンルを問わず複雑怪奇な夢を見ることです。将来は夢をネタに小説が書ければとおもっています。五感、六感を研ぎ澄まし人間本来の持っている野生のパワーを取り戻したいと日夜もくろんでいる今日この頃です。

技術補佐員 平富 恵子

2008年4月から研究補助員としてお世話になっております。
こちらに来た当初は全くの素人で、日々悪戦苦闘でしたが、皆様から様々なことを教えて頂き、感謝しております。
少しでもお役に立てるよう、日々経験を積んでいきたいと思っております。

子供のころから阪神タイガースと高校野球のファンです。最近、球場で観戦出来ていないので…今年こそは行きたいです。
一日の最後に子供たちと一緒に寝落ちするのが、最近の小さな幸せです♪

技術補佐員 佐藤 ともえ

2019年よりこちらでお世話になっております。
分からないことはまだまだ多いですが、みなさん優しく指導してくださりありがたい気持ちでいっぱいです。
みなさんの研究に対する前向きな姿勢を感じ、少しでもお手伝いできるよう経験を積んでいきたいと思っていますので、これからもよろしくお願い致します。

事務・技術補佐員 馬場園 智

2013年6月より秘書として、2016年からは実験補助としてお世話になっております。
当初は耳にしない言葉・文字に戸惑い、皆さんにご指導頂いていた日々でした。
※今もご迷惑お掛けしています。
そんな私に優しく、丁寧に指導してくださる先生方、ラボの皆さん、センターの方々。
本当に感謝し、素晴らしい職場に出会えたことを幸せに感じております。
これからは皆さんが求めている前に気付ける・動ける秘書であり実験補助を目指して、頑張っていきたいと思っております。

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BCVR2021